読書遍歴   講談社公式HP 戻る
少年H
哲学者かく笑えり
窓ぎわのトットちゃん
少年H 上・下 著者:妹尾河童 価格:ともに660円

 概要
少年妹尾肇の目を通して第二次世界大戦を描き出す。上巻は主に少年時代。下巻は青年時代を担当(?)し、戦争についてまざまざと書き出した作品。ご本人の配慮からこの本が小学生でも読めるようにとほぼそうルビに近い状態になっている。が、必ずしも小学生向けというわけではなく、年齢を問わずに読める傑作。

 感想
まずは、戦争を扱っている作品に対しては不謹慎ながらも、非常に面白い作品。もはやこのHPにきている人であればこの本を一読はしてあるであろうことは疑うまでも無い…ですよね?とにもかくにも、これを読まなくては話にならない。というほどの作品。昔妹尾河童氏が講演会にいらっしゃったのでききにいった。そのときにハードカヴァーのサイン本を買った。(正確には買わせたのだが)
topへ
哲学者かく笑えり 著者:土屋賢二 価格:519円くらい

 概要
軽い内容のエッセイ。自分が手軽な本を読みたいとき必見。すいすい読めます。主に暗い気分なときにお勧め。ただし、真面目な雰囲気や、とてもよい作品を読んだ後に読むと…つーかそんなときには読めません。軽すぎます。従いまして、本を読む順序には十分お気をつけください。といった作品。

 感想
概要には貶しているのか、褒めているのか良く分からないことを書きましたが、しかし、自分はこの土屋賢二という男は『椎名誠』や『原田宗則』に並ぶほど面白いエッセイを書く男ではなかろうか、と思っております。実際そのくらい面白いです。立ち読みして面白いと思ったならば買うべきでしょう。
topへ
窓ぎわのトットちゃん 著者:黒柳徹子 価格:559円くらい

 概要
黒柳徹子の少女時代の本当にあったお話。この本も何度も読んでも飽きない良い作品。ともえ学園の子どもたちの心をつかんだユニークな教育の実際と、そこに学ぶ子どもたちのすがたをえがいた感動の名作

 感想
あの黒柳徹子がかなりの変わり者であったことがこの本から分かる。そのような変わり者が集まるトモエ学園。彼女の行動の全てが面白おかしく、しかし愛らしく描かれている。いわさきちひろの挿絵も非常にあっている…というのが昔の感想。いま思い返してみれば、トモエ学園は第一次世界大戦前まであったのだが、この学園のあり方こそがゆとり教育であろう。いまの、ただひたすらに教師の負担のみが軽くなるだけのものがゆとり教育なのではなく、このように、本当にそれぞれの個性が伸ばせるような教育が(以下略)

ともかく、教育委員会の偉い人とかに読んでほしい作品。もちろんどんな人にもオススメ
topへ
購入予定表
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送